
「野菜を摂るように言われたけど習慣がないから、とりあえず青汁でも飲んでみようかな…」
糖尿病の食事では野菜を食べることが推奨されますが、「野菜が好きではない」「そもそも野菜を食べない」という方は、青汁を検討するケースも多いのではないでしょうか。
実は一般的な粉末タイプの青汁では、糖尿病に良い効果は得られにくいのです。
今回のブログではその理由や、糖尿病の方が青汁を飲んでも良いのかなど分かりやすく解説しています。
また血糖コントロールに必要な食物繊維量の観点から、青汁のお勧めランキングもご紹介しています。ぜひ、最後までお読みください。
青汁とは

そもそも青汁は、緑黄色野菜などを絞った汁のことを言います。青汁を最初に作ったのは日本の医師で、ニンジンや大根などの葉を絞ったものが始まりだそうです。
そして現在、私たちが目にする市販の青汁には、緑の葉の野菜を絞り汁を粉末精製されたものが使用されています。
なお青汁には粉末だけではなく、錠剤や液状など様々な形状があるのも特徴です。

青汁の栄養と健康効果
すでにお伝えしたように、青汁はもともと野菜の絞り汁ですので、野菜に含まれている栄養素が摂れると言えます。
つまりビタミンやミネラルが補充でき、体の調子を整えたり肌を健やかに保ったりする効果が期待できます。
しかし繰り返しになりますが、青汁は絞り汁です。飲みやすくするために、野菜のカス(食物繊維)はほぼ排除されるため、本来の青汁では食物繊維の効果はあまり期待できません。
青汁は野菜?
青汁の原料は野菜ですが、日本食品成分表では青汁は嗜好飲料に分類されており、野菜ではありません。
嗜好飲料とは個人の嗜好を満足させるための飲料ですので、青汁を飲むことが野菜摂取とは言えないのです。
糖尿病は青汁を飲んでも大丈夫なのか

結論から申しますと、糖尿病の方が青汁を飲むのは大丈夫です。
上記でもお伝えしましたがビタミンやミネラルが補えますし、日々の食事に取り入れて問題ありません。
糖尿病にダメな青汁はある?
原料に砂糖やハチミツが使われているものは、控えることをお勧めします。
なぜなら砂糖の主成分であるショ糖やハチミツに含まれる果糖が体に吸収されるスピードは速く、血糖値を上げる直接的な原因となるからです。
また果物にも果糖やブドウ糖が含まれますので、果物がたっぷり入った青汁も血糖値を上昇させてしまいます。
青汁を飲んではいけない人
ワルファリン(血液を固まりにくくして血栓を防ぐ薬)を飲んでいる場合、青汁は飲まない方が良いでしょう。
血液が固まるためにはビタミンKが必要なのですが、ワルファリンにはビタミンKの働きを妨げることによって血液を固まりにくくする作用があります。
青汁にはビタミンKが含まれていますので、ワルファリンの作用を弱めてしまう可能性が懸念されます。
糖尿病に青汁は効果的?

基本的な考え方として、血糖値の観点から見ると効果は薄いでしょう。と申しますのも、糖尿病の食事で野菜を推奨する理由は、食物繊維を補いたいからです。
食物繊維は野菜や海藻、キノコなどに多く含まれます。
そして食物繊維は、腸の中に長時間居座って糖質の吸収を邪魔してくれます。ですので、食物繊維を摂ると、血糖値の上昇が穏やかになるのです。
もちろん青汁にも食物繊維は含まれます。しかし上記でも申しましたが飲みやすくするために、野菜のカス(食物繊維)は排除されます。
そのため一般的な野菜の粉末タイプの青汁(1袋3g/原料ケールの場合)で摂れる量は0.8g程度と、1日の食物繊維目標量(※)よりかなり少ないです。
(※)食物繊維の目標摂取量は、18~64歳では1日あたり男性21g以上、女性18g以上とされています。
なので、青汁に血糖コントロールの効果を求めるのは難しいと言えます。
しかし最近では、食物繊維を青汁に添加した商品も見られるようになりました。後ほどご紹介しますが、このような商品ですと、血糖コントロールに活用できる可能性はあります。
血糖値に良い青汁を飲むタイミング
あくまで嗜好飲料ですので、青汁は好きなタイミングで飲んで良いです。なぜなら血糖値に良い働きをするビタミンB1や亜鉛といった栄養素(※)も、残念ながらさほど多く摂取できないからです。
(※)ビタミンB1は糖の代謝に必要不可欠、亜鉛は血糖値を下げるインスリンの構成成分です。
あえて言うなら、栄養素を補う目的で食事の時に取り入れると良いですね。
参考記事:糖尿病に良い食べ物は?食材やメニューをわかりやすく紹介
参考記事:野菜ジュースは糖尿病に良い飲み物?〜おすすめの糖質オフ商品もまとめて紹介〜
お勧め青汁をランキングで紹介

それでは青汁のお勧めランキングをご紹介します。このランキングは食物繊維の量に着目して選んだものです。
繰り返しになりますが、青汁自体の食物繊維量は少ないのですが、ここでご紹介する商品には野菜の粉末に難消化性デキストリン(食物繊維)などが添加されており、食物繊維の量が多くなっています。
3位:カラダ計画「大麦若葉」(ヤクルト)
カラダ計画「大麦若葉」は、1包で約2.8gの食物繊維が補えます。
大分県産大麦若葉を使用し、さらに食物繊維を配合した、おなかの調子を整える青汁です。

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2位:毎日1杯の青汁(伊藤園)
国産の7種類の野菜をベースに食物繊維や酵素が配合されています。
1包で4.2gの食物繊維が補える青汁です。

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1位:ヘルスマネージ 大麦若葉青汁(大正製薬)
1位に選んだのは、1包に5.9gもの食物繊維が入った青汁です。
しかも食後の糖の吸収を穏やかにする効果に関して実験や研究を行い、特定保健用食品(※)としても認可されています。
(※)特定保健用食品とは生理的機能などに影響を与える成分を含む食品のことで、国の消費者庁の許可を得た食品です。

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まとめ
以上、糖尿病と青汁についてご紹介しました。
もともと野菜の絞り汁である青汁ではビタミンやミネラルが補え、体の調子を整える働きがあることが分かりましたね。
そして一般的な粉末タイプの青汁では食物繊維が少ないので、血糖値を抑える効果は薄いです。つまり野菜と青汁はイコールではないこともご理解いただけたと思います。
しかし最近は食物繊維を添加した青汁も多くあります。このような青汁でしたら、日々の血糖サポートとして取り入れるのも良いかもしれません。
ランキングを下記にまとめておきますね。1位:ヘルスマネージ 大麦若葉青汁(大正製薬)
2位:毎日1杯の青汁(伊藤園)
3位:カラダ計画「大麦若葉」(ヤクルト)
それでは今回の記事が、あなたのお役に立てると幸いです。